沖縄
逮捕から152日ぶりという信じられない日数、不当に身柄を拘束されていた反基地運動のリーダ、山城博治氏が2017年3月18日、保釈されました。
保釈保証金は700万円だそうです。
この間、リーダが不当拘留されても沖縄では、反対運動はその不当拘留をもバネに、粘り強く色々な活動が展開されています。
このことには、二つの意味があります。
報道でもありましたが、一つは復帰前、絶対権力だった米軍と闘い、微罪で1年半投獄され出所した時、笑顔で右手を高く挙げ、応えた瀬長亀次郎氏の言った「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ」という言葉。この言葉は今も生き続けています。その言葉の意味はより深くなっているかもしれません。
二つ目は、反基地の運動が継続されている沖縄は、間違いなく現在の日本に吹き荒れ出したファシズムに対する戦いの最前線であるということです。
注目すべきは
第189回国会 憲法審査会 第3号(平成27年6月4日(木曜日))での長谷部恭男早稲田大学法学学術院教授の発言
○長谷部参考人 本日は、このような形で発言の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。
本日は、主に立憲主義についてお話を申し上げようと思います。
立憲主義という言葉は、いろいろな意味で用いられますが、大きく広い意味と狭い意味を区別することができます。
広い意味の立憲主義、これは、政治権力を何らかの形で制限する考え方、これを広く指して用います。例えば、中世のヨーロッパにも立憲主義があった、そう言われるときには、この意味で立憲主義という言葉が使われております。