逮捕から152日ぶりという信じられない日数、不当に身柄を拘束されていた反基地運動のリーダ、山城博治氏が2017年3月18日、保釈されました。
保釈保証金は700万円だそうです。
この間、リーダが不当拘留されても沖縄では、反対運動はその不当拘留をもバネに、粘り強く色々な活動が展開されています。
このことには、二つの意味があります。
報道でもありましたが、一つは復帰前、絶対権力だった米軍と闘い、微罪で1年半投獄され出所した時、笑顔で右手を高く挙げ、応えた瀬長亀次郎氏の言った「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ」という言葉。この言葉は今も生き続けています。その言葉の意味はより深くなっているかもしれません。
二つ目は、反基地の運動が継続されている沖縄は、間違いなく現在の日本に吹き荒れ出したファシズムに対する戦いの最前線であるということです。
翁長県知事が、首長として持てるあらゆる手段を駆使して辺野古に基地は造らせないとに動きとの相乗効果により、継続的に時のファシズムの首に匕首を突きつけている、そんな緊張した状況だと理解しています。
この緊張した対峙は、長く続いていますし、今後も長く続くものだと思います。一人ひとりができること継続していくことに意味がある、そう思っています。